【書評】わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門
動機
個人開発をしていく中でバージョン管理をしていないが故の苦労が増えてきたので購入した。
おすすめ度
★★★★★
対象読者
会社でGitを使う人、現在のバージョン管理システムからGitに乗り換えたい人
本書で学べること
Gitの概念や全体像、各ツールの立ち位置GitとGithubの違いを漫画形式で学べます。
*本書はコマンドラインではなくsourcetreeを使用します。
1章 Gitの概念について学びます。
2章 実際にリポジトリを作ってコミットしていきます。
3章 複数人での開発を想定した練習をします。
4章 実用的なGitの使い方について学びます。
個人的抜粋
プルとはフェッチとマージを行ったもの
他人の公開リポジトリを自分のアカウントにコピーすることをフォークという
Github Flow 6つのルール
- masterブランチはいつでも本番反映可能
- 新しい作業に取り組む際はその内容を表す名前のブランチを作る
- ブランチを定期的にプッシュする
- masterにマージできる準備が整ったらプルリクエストを送る
- masterへマージできるのはレビューOKでたものだけ
- masterにマージされたら直ちにリリースする
過去のコミットを打ち消す逆のコミットをリバートという
ブランチを統合するのにマージ以外にリベースがある
リベースは過去のコミットが改変されてリベース先のブランチにのっかる
リモートリポジトリはリベースすると普通の方法ではプッシュできなくなるのでしないほうが良い
コミットを一つにまとめるにはスカッシュが有効
読み取り専用のリモート追跡ブランチがある
amendで直近のコミットメッセージを修正できる
未コミットのファイルを一時退避するにはスタッシュが有効
別のブランチから特定のコミットのみを取り込むにはチェリーピックが有効
HEADに直接コミットした状態をdetatched HEAD状態という その場合は新規ブランチを作成する
感想
Gitの入門としてはとても良かったです。Git初めて見たい人はこの本を読んでみることをお勧めします。